『会津若松から大内宿と塔のへつりに行き、東北新幹線に乗る場合は「福島交通の観光路線バス」が便利』からの続きです
紅葉が残る大内宿
福島交通の観光路線バスに乗り、まずは大内宿に到着しました。
大内宿は、江戸時代の宿場を今に残す集落です。参勤交代の大名行列でもこの宿場が使われていたそうです。
江戸時代の雰囲気を残す街並みが大内宿には残っています。萱葺きの屋根を有する木造の建物が道沿いに連なっています。江戸時代にタイムスリップしたかのような感覚になります。
大内宿 見晴らし台からの景色
道の突きあたりに見晴らし台があります。
階段でここに昇ると、大内宿の全景をみることができます。
上から見る大内宿はとても素晴らしいです。絶景です!
少し紅葉も残っていたので、それも良かったです。
名物 高遠そば
それほどおなかが空いているわけではありませんでしたが、せっかくきたので名物の高遠そばを食べました。たくさんのそば屋さんがあり、どこに入るか迷いましたが、三澤屋茶屋でミニ高遠そばというものがあったので、そこで食べることにしました。
三澤屋の新そばを一本ねぎで食す
三澤屋という蕎麦屋さんの隣に三澤屋茶屋があります。そばは三澤屋茶屋でも打っており、三澤屋と同じそばを食べることができます。三澤屋は満員で列ができていたのですが、こちらはすいていたのでちょうど良かったです。
立派な一本ねぎで新そばを食べます。
ねぎで食べるのは少し難しかったですが、薬味としてねぎをかじりながからそばを食べました。美味しい新そばでした。
着いたときはそれ程でもありませんでしたが、時間が経つにつれかなり人が増え、大賑わいになっていました。午前中に来ておいて良かったです。
次は塔のへつりに向かいます。
塔のへつり
塔のへつり 名前の由来
へつりとは、この地方の方言で断崖とか急斜面という意味があるそうです。
塔の形をした断崖ということで、塔のへつりと名付けられています。
つり橋を渡り断崖へ
断崖の方に行くにはつり橋を渡るのですが、かなり揺れます。谷になっているので風も強いので、まあまあ怖いです。
そして断崖はこのような感じで、結構な絶壁です。
塔のへつりは何千年から百万年前から風雨にさらされて、柔らかい部分が浸食されへこんでしまいこのような形になったそうです。塔のへつりの壁は何千年前からある地層なのです。驚きですね。
それにしても不思議な形をしています。
岩でできた塔には一つ一つ名前がついています。上の写真の岩は烏帽子塔岩という名前が付けられています。
塔のへつりでは長年かけてできた雄大な自然美を見ることができました。
塔のへつり駅
福島交通の観光路線バスの新白河行きのバス停は塔のへつり前ではなく、塔のへつり入口なのでそこまで歩かなくてはなりません。途中、森の中に「塔のへつり」駅がありました。
森の中の落ち葉が一面に敷き詰められた中に駅はあります。
こんな駅は見たことがありません。偶然ですが、見ることができて良かったです。
写真を撮りに来ている人も結構いました。ちょうど黄色い落ち葉のシーズンだったので、よりよかったかもしれません。
その後、無事バスに乗り、新白河駅に到着。
東北新幹線に乗り、帰途につきました。
福島の旅 これにて終了です。
猪苗代湖、裏磐梯、会津若松、そして大内宿と塔のへつり。かなり福島県を堪能できました。自然豊かな福島を見ることができとても有意義な旅行でした。
またいつか再訪問したいです。
コメント