メルボルンで過ごす最後の週
グレートオーシャンロードとペンギンパレードのツアーが良い天気だったので本当に良かったです。
週末の2つのツアーを終え、1か月のメルボルン&タスマニア旅行もあと4日です。
2月24日 ビクトリア州議事堂 見学ツアー
ビクトリア州議事堂
朝食を食べた後、ビクトリア州議事堂に向かいました。
こちらでは無料の内部見学ツアーが一日に何回か行われており、10時30分のツアーに向けて出発しました。
先着25人ということで満員だったらどうしようかと思っていましたが、無事入ることができました。総勢15人くらいの参加者でした。
州議事堂も外観工事中でした。
メルボルンでは街中のいたるところで工事しており、州議事堂や王立展示館も例外ではありません。
さて、内部ですが、1800年代に建てられたとは思えない立派な内装です。
上院と下院の二院制とのことですが、それぞれの議会の色や雰囲気がまるで違うことに驚きました。
緑だと落ち着いた感じ、赤だと華やかな感じがします。
その他、議事堂内にある図書館にも行くことができ、約50分のツアーでしたがとても内容の濃いものでした。
それほど期待をしていなかった分、楽しむことができました。
セント・チャーチル教会
ビクトリア州議事堂の近くにある、目立つ教会がセント・チャーチル教会です。
先日行ったときは中に入ることができなかったので、本日再訪問しました。
大きい教会なので、写真を撮るポイントが難しいですが、良いところから上手く撮れました。
内部はとても広く、天井も高いです。
メルボルンには先ほどの州議事堂もそうでしたが、荘厳な建築が多いような印象です。地味にすごいというところがメルボルンっぽいように思います。
ステンドグラスもご覧の通り綺麗でした。
内部見学した後、移動しようと思ったのですが、雨が降ってきたのでしばらく待機。
天気予報では悪くはなかったのですが、これがメルボルン。最後までメルボルンの天気は分かりません。
フレンチレストランでランチ
ハードウェアレーンにあるフレンチレストラン「フレンチサルーン」でランチを食べました。
レストランに入った後、再び大雨が降ったので、もう少し遅かったら大変なことになるところでした。
メニューがさっぱり分かりませんでしたが、店員さんがとても丁寧に教えてくれたので助かりました。
前菜、メイン、デザートから2つを選ぶというメニューにして、前菜とメインを選びました。
さすがフランス料理のレストランということで洗練された料理を食べることができました。美味しいワインも飲めて、このお店にして良かったです。
メルボルンはどこでどのようにして食べても美味しいので、1日3食しかないのが困るくらいです。
イアンポッター・アートセンター
昼食を食べた後は、イアンポッター・アートセンターに行きました。
NGV(ビクトリア国立美術館)が所蔵しているオーストラリアの美術品がこちらにおさめられているそうです。
言われてみればNGVにはオーストラリアの美術品はあまりなかったです。
この美術館ではアボリジニーアートが印象に残りました。
アボリジニーアート、なぜだか癒されるような気がするので好きです。
この美術館も無料。メルボルンすごいです。
本日の食事
朝:宿
昼:フランス料理(フレンチサルーン)
夜:宿
2月25日 プラーンマーケット、セントキルダ
今日はやり残していたことをどんどんこなしていく日にしました。
朝食はクイーンビクトリアマーケットでクロワッサンを食べ、NGVに向かいました。NGVは前回行ったときには時間がなく、最後慌ただしくなってしまったので再度行きました。
一番上のフロアにあるコムデギャルソンのコーナーが印象的でした。
戦勝慰霊館
NGVの次は戦勝慰霊館です。第一次世界大戦の後に作られたそうです。
中に入って階段を上がると、市内を展望できる場所に行くことができます。
メルボルンは市内は高層ビルが多いのですが、それ以外の場所は全く高いビルがありません。高層ビルが一か所に集まっていて、メリハリが効いています。
現地ツアーから帰ってくるときに遠くからこの高層ビル街が見えてくると、メルボルンに帰ってきたということを実感します。
プラーンマーケット
メルボルンには3つの大きなマーケットがあります。
クイーンビクトリアマーケット、サウスメルボルンマーケット、この2つにはすでに何回か行きました。
そしてもう一つが、プラーンマーケットというところです。
無料ゾーンではありませんが、ここもトラムで行くことができます。
プラーンマーケットは、規模は他の2つに比べるとだいぶ小さ目。そして果物や野菜の価格もやや高めのように思いました。食事をするところも少ないです。
普通であればこれで十分stirなのかもしれませんが、他の2つが充実しすぎているので物足りなく見えるのかもしれません。
マーケット内の「STIR THE POT」というお店でチキンと野菜のプレートを食べました。
セントキルダビーチへ
2日前の現地ツアーの際、セントキルダに行きましたが、セントキルダのビーチには行っていないので、今日行くことにしました。
今日の予報では最高気温31度、ビーチに行くにはちょうど良い日です。
トラムに乗ってセントキルダに着いた頃までは、日差しが強く暑かったのですが、突然強い雨が降ってきました。
仕方がないので、カフェに入って雨宿りです。
喉が渇いていたのでビールを注文。
お店の方の好意でチョコマフィンも出してもらいました。美味しかったです。
1時間くらい雨宿りして、セントキルダの街を歩きましたが、雨が降った後で急激に冷え込んでしまいました。
一応、ビーチには行きましたが風が強く、かなり寒かったです。
ビーチにも人がいなくなってしまっています。数人、海の中で頑張っている人もいました。
一方、風が強いのでパラグライダーみたいなのをやってる人にとっては都合が良いようで、たくさんの人が海で走り回っていました。少しの時間ですが、宙に浮くことができるので楽しそうでした。
メルボルンの天気は一日の間にころころ変わるので、難しいですね。
最後のセントキルダのウールワースで食材を買って帰りました。
本日の食事
朝:クイーンビクトリアマーケット
昼:プラーンマーケット
夜:宿
2月26日 メルボルン食べ歩き
OPERATOR 25
今日は丸一日メルボルンで過ごすことができる最後の日です。
朝からカフェに行きました。
「OPERATOR 25」というお店ですが、朝から出勤前の人たちで大変にぎわっていました。
1か月メルボルンにいて、カフェの多さはすごいなあと思いました。入ってみたいなというお店が多すぎて、選ぶのが大変でした。
ROYAL STACKS と BURGER PROJECT
昼は、ハンバーガー屋さんをはしご。
最初は「ROYAL STACKS」。
オーストラリアサイズのハンバーガーを予想していたので、意外にもこじんまりとしたバーガガーで驚きました。
このハンバーガー、お肉がGlass Fed Beefという草で育てた牛で作られています。
牛肉ももちろん美味しいのですが、バンズも美味しく、評判通りのハンバーガーでした。
ただ、一つではちょっと足りないので、もう一つ迷っていた店にも行くことにしました。
「BURGER PROJECT」というお店で、「ROYAL STACKS」から歩いて行ける場所にあります。
こちらのバーガーもGlass Fed Beefのお肉です。
こちらのバーガーも小さ目のバーガー。2つのお店とも小さかったので、オーストラリアっぽくないなと思ってしまいました(笑)。
BURGER PROJECTのバーガーの方がお肉がしっかりとしています。しかし、バンズを含めたハンバーガー自体の美味しさはROYAL STACKSが勝っていると思いました。
最後のサウスメルボルンマーケット
何度も来たサウスメルボルンマーケットも今日で最後です。
この前食べて美味しかった生ガキを食べました。
今回は4種類を2個ずつ食べました。価格は1つ2ドルで、右から2番目のものだけサイズが大きく2.5ドルと50セント高いです。
種類によりそれぞれ味が違うのですが、食べ比べることによってクリーミーなものが好きなんだなということに気が付きました。
エビとサーモンのセットも美味しかったです。
こちらの海鮮にはずれはありません。
いつも行列ができているパン屋さんのクロワッサンも食べました。さくさくで美味しかったです。並ぶだけのことはあるクロワッサンです。
メルボルンの夜景
夜ごはんを早めに食べて、メルボルンの夜を歩いてみました。
トラムで移動し、ヤラ川沿いを歩きました。
ヤラ川は実際、きれいな川じゃないのですが、夜になるとそれが一変して光がきれいに映る役割をしてくれます。
偶然、クラウンカジノの炎のショーを見ることができました。
1時間に1回行われるということで、ラッキーでした。
ヤラ川の前をカジノの前からフリンダース駅まで歩きました。
フリンダース駅は昼も夜も絵になります。
最後に、セント・チャーチル教会にも行ってみました。
日が暮れるのが遅いので、意外とちゃんと夜の景色を見ながら歩くということは少なかったので、良い機会になりました。
メルボルン最後の夜、昼とは違う姿を楽しむことができました。
2月27日 モダンオーストラリアン料理
クイーンビクトリアマーケット
今日も朝からクイーンビクトリアマーケットでクロワッサンを食べました。
今日は最後ということで2つ食べました。
メルボルンで、今までで一番おいしいクロワッサンに出会うことができました。
このパッションフルーツが入ったヨーグルトも美味しかったです。クロワッサンとともにリピートしてしまいました。
キュムラス・インク
昼はモダンオーストラリアン料理の「キュムラス・インク」に行きました。
メニューを解読するのが難しく、店員さんの英語も早すぎで分からなかったので、数少ない理解できたメニュー「羊肉のロースト」を選びました。
料理が届いてびっくり、大きいローストです。
SサイズとLサイズがあるのですが、Lサイズを頼んでしまったと思いました。結局、会計の時にSサイズだったことが分かりましたが、Lサイズでもおかしくないような大きさでした。
味はもう、最高というしかありません。
やっぱりレストランで食べる料理は違います。来てよかったです。
昼食後はヤラ川に行ったり、メルボルンセントラルに行ったり、何度も通った場所を歩いてみました。
1か月もたったことが信じられないくらいあっという間の日々でした。
メルボルンは二度と来れないという場所ではありませんが、また来れるかどうかも分かりません。
でもまた、いつか戻ってきたいです。
そこら中で工事が行われているメルボルンなので、何年か経つと今とは違った姿になっていると思います。
部屋からの写真。
クイーンビクトリアマーケットとメルボルンセントラルに近くて、とても便利な場所でした。
メルボルンから日本へ
0時45分発のJALの便に乗るために、トラムとスカイバスを乗り継いで空港まで行きました。
空港でのチェックインも問題なく、飛行機も特に遅れずスムーズにメルボルンから成田、成田から名古屋まで帰ることができました。
1か月間のメルボルンとタスマニアへの旅行。
最高の思い出になりました。またいつか近いうちにこのような旅行ができますように。